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どうして女性はむくみやすいのか?

体脂肪を測定する男性

むくみは正式名称を浮腫といい、誰にでも起こりうるとても身近な症状の一つです。
人間の体の約60%は水分で作られていますが、そのうちの2/3程度は細胞内に含まれています。
そして残りの1/3程度が血液などの細胞の外側に存在しています。
これは細胞間液と呼ばれるもので、体の隅々に酸素や栄養素を行き渡らせると同時に、老廃物を除去しながら血液と一緒に心臓に戻るという循環を繰り返します。
この循環の過程で、細胞間液がうまく血液に戻らなかった時にむくみが発生します。
その他の原因として、余分な水分を溜め込んでしまった場合にもむくみの原因にもなるのです。

男性よりも女性の方がむくみが多いのは、男性の方が基本的に筋肉があるからです。
筋肉があれば血液の循環がうまく行われますし老廃物も流れやすくなりますから、むくみの原因である細胞間液や水分が滞ることがなくなるのです。
それから女性特有である女性ホルモンも原因の一つになっています。
生理の前から生理中にかけてむくみが多く感じられるのは、黄体ホルモンが多く分泌されるから。
このホルモンには血管を広げる効果があるために、血管が拡張して血液の流れが悪くなるので水分がたまりやすくなるのです。

さらにはむくむことで体温が下がり、余計に血行が悪くなるという悪循環が繰り返されます。
生理中に寒気を感じるのも、むくみが多くなるのもホルモンが影響しているのです。
女性は男性よりもダイエットを志している方が多いですが、これも原因の一つです。
なぜなら無理なダイエットはむくみの原因になってしまうからです。
体内の水分量を調整するビタミンB1やB6が不足しますと、むくみにつながりますからダイエット中の女性の方は食事ないように気をつけなくてはなりません。
しかし、最近では男性の方でもむくみで悩む方が多くなってきました。
特に1日中エアコンの効いた部屋でデスクワークをしている方に多いようですから、同じような環境でお仕事をなさっている方は注意が必要です。

簡単にむくみが解消できる方法

むくみを解消するためには適度な運動が必要です。
運動をすることにより血液の循環が良くなり細胞間液や水分が流れやすくなっていきます。
さらには筋肉もついてきますから、循環する力がさらにアップするでしょう。

次に食事や飲み物に気をつけましょう。
塩分の多い食事ばかりですとむくみの原因になってしまいます。
塩分は体に水分を溜め込む効果があるため熱中症予防には積極的に摂取したいですが、過度の摂取は逆効果になってしまいます。
水分を上手にコントロールするためにはカリウムを多く摂取することが効果的。
カリウムには体内の塩分と水分の量を調節する効果があり、塩分過多になった場合は体外へ排出する効果が期待できるのです。

カリウムが多く含まれる食べ物は、アボカドやバナナ、海藻類やトマトときゅうりなどに多く含まれます。
反対に日本食で定番のお漬物やお味噌汁、ラーメンや加工食品などにも塩分は多いですから、日頃の食生活で気をつけなくてはならない食べ物です。
お味噌汁をお召し上がりになりたい時には、お味噌の量に気をつけてわかめなどの海藻類を具材として用いるのがおすすめです。
バナナはすぐに食べられますし、栄養価も高くダイエット食品としては効果的ですから積極的に食べるようにしましょう。

飲む時にも塩分や糖分を多く含んでいるものがたくさんあります。
なるべくであればお茶やウーロン茶、紅茶などを飲むように気をつけてください。
特にウーロン茶には脂肪を分解する作用があるとされており、ダイエット中の女性にはおすすめの飲み物です。
女性は男性よりもむくみやすいですからむくみを解消するために適度な運動や食事や飲み物の見直しをしたり、忙しい時にはサプリメントや漢方薬も検討すると良いでしょう。